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洗濯の時間をもっと減らせないかな?
ということで、ドラム式の乾燥機つき洗濯機の購入を検討するため、家電量販店の店員さんに色々と話を聞いてきたよ。
僕らと同じように「もっと家事を時短化したい!」と考える人は参考にしてみてね!
もくじ
2人暮らしの夫婦にぴったりな洗濯機は?
- 自宅マンションの室内洗濯機置き場に入るサイズ
(横幅80cm×奥行80cm×高さ130cm以内) - 乾燥機による衣類の縮みが起こりにくい
- マンションのスペースを考慮して扉は右開きが良い
- フィルター掃除がラク
- 乾燥後の生乾き臭がしない
- 夫婦2人で使うサイズ
(洗濯容量は7〜10kg、乾燥容量は6kg以上) - 節電よりも時短を重視
- 絹などのデリケート素材が洗える
候補に挙がった洗濯機たち
Panasonic
- Cuble NA-VG740R(右開き7kg)
- Cuble NA-VG2400R(右開き10kg)
SHARP
- ES-W112-SR(右開き11kg)
- ES-W112-SL(左開き11kg)
TOSHIBA
- TW-127X8L-T (右開き12kg)
- TW-127X8L-W(左開き)12kg
HITACHI
- BD-SG100FL-W(左開き10kg)
僕らの生活に合いそうな機種はSHARPのES-W112
- 洗浄機能だけでなく、他メーカーには無いプラスアルファ機能が備わっている
- 洗濯機そのもののメンテナンス(フィルター掃除など)がラク
- 乾燥機能は他メーカーには無いハイブリッド式を導入しており、衣類がふんわり乾く
僕たちが感じたSHARP「ES-W112」の魅力7つ
【魅力①】温水で洗う「温水極め洗い」コースがある
「温水で洗浄する」と謳ってはいるけど、SHARPの洗濯機は洗濯機からお湯を出して洗う訳ではないんだ。先ずは温風を出して衣類を温めてからその後に洗濯槽に水を入れ、約35度のぬるま湯にして洗うんだよ。水よりもぬるま湯にして洗う方が、汚れが落ちやすいんだって。
ちなみにパナソニックと東芝の洗濯機は、洗濯槽に注ぐ水をお湯にするヒーターが備わっているけど、シャープの温水洗浄機能とは基本的な構造が異なることになるね。
【魅力②】ハイブリット乾燥
衣料を乾燥する際に使われるヒートポンプに加えて「サポートヒーター」と呼ばれるシャープ独自のヒーターがもうひとつ備わっているため、2つの熱エネルギーで乾燥してくれるんだ。その結果、衣類がよりふんわり仕上がるよ。要するに「ヒートポンプ式」と「ヒーター式」の両方を兼ね備えているから「ハイブリッド乾燥」なんだね。ただし、2つのヒーターを使う分、電気代もかかるらしいから光熱費を抑えたい洗濯機を探している人は要注意だね。
面倒なアイロンがけが不要になる!「シワ抑え」乾燥モード
この機能は約50度の低温風をブワッと衣類に当て、シワを伸ばしながら乾燥させるというもの。このコースにするとアイロンがけをする手間がなくなるよ。洗濯、乾燥後に行うアイロンがけに負担を感じている人におすすめだね。
【豆知識】ドラム式洗濯機の乾燥機能には「ヒートポンプ式」と「ヒーター式」がある
【ヒートポンプ式】
空気中から熱エネルギーを集める省エネ技術だよ。その熱を使って効率よく衣類を乾燥させるため、消費電力が抑えられることが特徴で、衣類へのダメージも少ないんだ。
【ヒーター式】
構造はヘアドライヤーと同じで、電気の力で熱風を発生させて乾燥させる方式だね。ヒートポンプ式より高温で衣類を乾かすことができるんだけど、電気代はヒートポンプ式より高くなるよ。
【魅力③】プラズマクラスター消臭による除菌・消臭
「プラズマクラスター消臭」というのはシャープ独自の技術で、他メーカーには無い機能。水で洗えないものを除菌・消臭できるモードだよ。これは水で洗うわけではなく、「プラズマクラスターイオン」という物質を使って除菌するというもの。ブーツ・帽子・ぬいぐるみ・毛布など、通常だとクリーニングに出さないと難しい除菌や消臭が、自宅でできちゃうんだ。
また、プラズマクラスター消臭を使えば静電気も除去してくれるよ。冬に起こりがちの嫌なバチバチ防止に嬉しい機能だね。
【魅力④】マイクロ高圧洗浄
洗濯槽から水を出すノズルは「高圧シャワーノズル」と呼ばれるもので、毎秒100万個以上の超細かい水滴を生成することができるんだ。この水滴を衣類に高圧噴射させ、衣類を傷めずに泥汚れや皮脂汚れをきれいに取ってくれるよ。
また、洗濯機ドアの裏側についている「ひまわりガラス」はSHARP独自の技術で、「ガラスに作られた凹凸の形状でこすり洗いをする」というものだよ。
【魅力⑤】「超音波ウォッシャー」搭載
超音波ウォッシャーというのは、シャツの襟そでなどの汚れを「超音波の水で落とす」という便利機具。これは単体で購入することもできるけど、ES-W112には本体付属のセット品として備えられているよ。
【魅力⑥】掃除のしやすさ
この機種には乾燥フィルターの自動クリーニング機能がついているので、
- こまめに掃除をする手間が減る
- ホコリがたまって乾燥時間が長引く事態を防止できる
- 乾燥時間が長引かないため、電気代が節約できる
といったことが期待できるよ。また乾燥フィルターだけでなく、乾燥ダクトの自動掃除も行なってくれるんだ。ダクトまで掃除してくれるのは、他の機種にはない珍しい機能なんだよ。
洗濯すると、乾燥ダクトと排気口にどうしても洗剤成分や糸くずが溜まってしまうので、専用の長いブラシを使って定期的に掃除する必要がある。でもES-W112は次の洗濯時で給水する際、自動で洗い流してくれる機能が付いているので、忙しい人や掃除が苦手な人にはとってもありがたいね。
また、「槽洗浄コース」も付いているので他商品で定期的に必要な洗濯槽の掃除も、洗濯槽クリーナーを入れれば自動で行ってくれる。掃除やメンテナンスが面倒なのでこれはありがたい!
【魅力⑦】スマホアプリ「COCORO WASH」との連携
インターネットが使える環境に洗濯機があれば、スマホアプリ「COCORO WASH」を使って遠隔操作ができるんだ。例えば外出前に洗濯物を洗濯槽内に入れておき、帰宅する時間に合わせて洗濯機のスイッチをオン。帰宅時には乾燥まで完了済!といった使い方ができるよ。外出先から洗濯機を操作できるのはとっても便利だね。
- 外出先から遠隔で予約操作をすることができる
- 天気予報を教えてくれる
- 季節に合った洗濯方法をアドバイスしてくれる
- 過去の洗濯方法の履歴から、おすすめの洗濯方法を教えてくれる
- 洗濯機のお手入れ時期を知らせてくれる
アプリには40種類以上の洗い方があるほか、カーテン・マット・寝具・水着など、アイテム別、目的別に専用コースがあるよ。自分が必要なコースをダウンロードし、洗濯機に転送すれば目的別の専用コースで洗濯してくれるんだ。
また、ES-W112には上記の専用コースとは別に、16個のこだわりコースが更に用意されているみたい。
- すすぎしっかりコース
洗濯のすすぎをしっかり行なう - シワ抑えコース
ワイシャツなどのシワが抑えられる - 温水極め洗いコース
汗のシミや黒ずみが落とせる - 香りプラスコース
柔軟剤の香りが楽しめる - 部屋干しコース
部屋干ししたい場合はこのコース - 消臭コース
洗いにくい衣類や枕のにおいが取れる - 時短コース
時短コースその1。10分で洗濯が完了 - サッと予洗いコース
時短コースその2。汚れ移りが心配な衣類の洗濯ができる - 温水極め洗いコース
酷い汚れが落とせる - 水量多めコース
たっぷりの水を使い、しっかり洗う - ホームクリーニングコース
デリケートな素材をやさしく乾燥する
スマホアプリ「COCORO WASH」は以下のリンクからダウンロードできるよ。
【補足1】ES-W112の口コミ
乾燥方法と掃除に関して、「価格.com」の口コミにはこんなコメントがあったよ。
この機種はヒートポンプ乾燥の弱点を補うための補助ヒーターを搭載し、乾燥の始めと終わりにヒーター熱を加えて仕上がりを良くする工夫がされてます。生乾きの独特な臭いの低減(殺菌作用)も含めてヒートポンプ式とは違う仕上がりだと思います。
そう思う理由を説明すると長くなるので割愛しますが、この「ハイブリッド乾燥」は今後のドラム式の主流になるんじゃないかと予想するくらい良い乾燥方式だと思います。
また、コストと仕上がり具合を比較しても、完全なヒーター乾燥やヒートポンプ乾燥よりはこちらのハイブリッドの方が満足いくんじゃないかと思います。
加えて、乾燥ダクトとフィルター掃除を毎回自動でしてくれるのもユーザー目線の機能だと思います。フィルター掃除は警告出るまでしない人が多いと思いますが、こまめに清掃しないと乾燥機能がすぐに悪くなるのでありがたい機能です。
【補足2】SHARP「ES-G112」と「ES-W112」の違いを比較
見た目も型番名も似ているES-G112とES-W112。「違いはなんだろう?」と調べていたら、「価格.com」のサイトで比較することができたよ。
- ES-G112のほうが使える機能が多い
- サイズは同じ
幅(ボディ幅)×高さ×奥行:640mm×1104mm×728mm(幅は排水ホース、高さは給水ホースを含む) - W112のほうが重い
G112は79kg、W112は82kg - 電気代や水道代は、W112のほうが若干安い
- スマホ連携、AI自動運転、温水洗浄、風呂水ポンプなどが使えるのはW112のみ
詳細は下記の「価格.com」のサイトで確認してね。
他のメーカーの魅力
洗浄能力を最重視するならPanasonic、若しくはTOSHIBAが優勢。以下はSHARP以外の機種についてまとめてみたよ。
Panasonic/パナソニック
- 数あるメーカーの中でも、1番バランスが良い
- どのメーカーも乾燥機能は衣類に多少ダメージを与えるが、Panasonicはダメージ少なめ
- 洗剤や柔軟剤をストックするタンクが付いており、洗濯量に合わせて自動で計算した量の洗剤を入れてくれるので、洗濯時に毎回入れる必要がない
- 上位機種であればスマホアプリから遠隔操作が可能
- 本体価格は他メーカーの同水準機種より高め
HITACHI/日立
- 「風アイロン」機能が目玉で、シワを低音風で伸ばしながら衣類の縮みを抑えて乾燥できる。アイロンがけが不要な仕上がりになる
- 「AI洗濯」機能も特徴的。洗濯物の汚れ具合をAIが自動判断して洗い方や洗濯時間を調整してくれる
TOSHIBA/東芝
- 「ウルトラファインダブル」機能を搭載。ナノレベルの水泡を作り、汚れをより落ちやすくする
- ただし、上記機能を使うには水道水を使う必要があり、風呂の残り湯を節水のために洗濯に使っている家庭には向かない
- 家電量販店の店員さん曰く「風呂の残り湯を使えない訳ではないが、洗濯時に使う1〜2割程度しか使えない」とのこと
- 普通の洗濯モードであれば風呂の残り湯を使用できるが、洗浄機能は落ちる
我が家は残り湯を使って洗濯することが多いので、やっぱりSHARPの機種が合いそうだな。
購入前に必ずチェックすべきこと
購入前に必ず自宅の洗濯機置き場のサイズを測る
せっかく機能が良くても自宅に入らなかったら元も子もないからね。
- 洗濯パンのサイズ
洗濯パンが「四隅が上がっているタイプ」の場合、洗濯機の足がちゃんと四隅の台に乗るか確認しよう - 奥行き
ドラム式は奥行きスペースを取るので、洗濯機置き場にちゃんと入るのか、でっぱる場合はどれぐらい出るのかを確認しよう - 蛇口の形や位置
自宅の蛇口が、まれに特殊な形や位置の場合があるので問題なく取り付けられるかを確認しておこう - 排水口の位置
排水口の位置がどこにあるのか確認しよう。もし洗濯機を設置して本体が排水ポンプを潰してしまいそうな場合は、別売品のゴムマットや洗濯台が必要になるよ
また、洗濯機本体の下にゴムマットを敷いておくと、自宅やマンション階下の防振対策や地震対策、防音対策になるよ。
2人世帯におすすめのサイズは?
僕たちは夫婦2人世帯で、おすすめの容量サイズは10kg。これより下の小さいサイズだとPanasonicのCubleが洗濯容量7kgなんだけど、乾燥できる容量は半分の3.5kgなので2人分の洗濯にはちょっと小さいみたいだね。
家電量販店の店員さん曰く、SHARPでも以前は小さいサイズのドラム式洗濯機を出していたんだって。でも本当に小さいし、何も機能が付いていない「ただのドラム式洗濯機」だったみたい。それなのに本体価格が15〜20万前後でコスパが悪いため、10kgサイズをおすすめしている、とのこと。
まとめ
どうだった?洗濯機を買い換えるとなるとそれなりに大きな買い物になるから、購入前には色んな機種とサイズを吟味し、自分のライフスタイルに合ったものを選びたいよね。今回はSHARPのドラム式洗濯機に関する情報を中心にまとめてみたけど、もし洗濯機を探している人がいたら参考にしてみてね!